タワーマンションの最上階が風で揺れるって本当?

鍵を出している男性

タワーマンションを設計する場合には、地震よりも強風に対する対策を講じなければなりません。標高が高くなれば地表よりも風が強く、建物が揺れる恐れがあるからです。高層建築物は柳の木のように軽く、しなることでエネルギーを吸収して、建物を守る設計になっています。タワーマンションなどの高層建築物であれば、高層階ほど揺れが増幅されることは事実です。それでも建物は強風対策を考慮して設計されているので、建物の安全に影響を及ぼすことはありません。

評論家の書いた記事を読むと、タワーマンションの上層階や最上階は常に揺れていて、人体に悪影響を与えるかのような印象を受ける場合があります。タワーマンションの上層階が強風で揺れることは本当ですが、これは高層建築物に限った話ではありません。

実は普通の鉄筋コンクリート造の建物も強風や道路・線路から伝わる振動で常にゆれています。例えば4階建ての学校の校舎でも鉄道の振動や強風で揺れることがあり、建物が揺れること自体は珍しいことではありません。普通のマンションや鉄筋コンクリート造の建築物で揺れを感じないのは、振動の大きさが人が感じることができないほど微小だからです。現在の高層建築物は強風対策が考慮されており、最上階であっても強い台風の直撃を受けない限りは強風が原因で人が感じるほどの大きく揺れるようなことはありません。ネット上の掲示板などでタワーマンションに住んでいる人の口コミや意見をみても、建物の揺れを感じたなどのコメントはありません。

高層建築物に居住する場合は、日常生活で強風対策を講じる必要があります。タワーマンションの中には、窓を開けて外の空気を入れたりベランダに出ることができます。高層階のベランダで洗濯物を外干しする場合には、洗濯物が飛ばされないように十分に注意を払う必要があります。風が強い日は洗濯物の外干しができないので、室内で乾燥機を使用する必要があります。そのため、ベランダが設置されている場合でも乾燥機を用意する必要があるでしょう。古いタイプのタワーマンションであれば、窓のサッシから出る風切音が気になる場合があります。新しいマンションは風切音の対策が施されているので、入居を考えている場合は新しい建物を選ぶようにしましょう。

また、タワーマンションの高層階は強風の影響を受けるので、洗濯物の外干しができないなどの制約がありますが、最近建てられたマンションであればきちんと強風対策が講じられているので、生活をする上で問題になることはありません。

サイト内検索